音楽業界で『smells』と言えば、Nirvanaの『Smells Like Teen Spirit』が真っ先に浮かぶけど、あの曲のタイトルは実はデオドラントの宣伝文句から取られたんだって。Kurt Cobainの友人が壁に『Kurt smells like teen spirit』と落書きしたのがきっかけで、本人は当初その意味すら知らなかったらしい。
ポップカルチャーにおける『臭い』の表現は、しばしばノスタルジアや記憶を呼び起こすトリガーとして使われるね。『君の名は。』で重要なモチーフになった焚き火の匂いのように、非言語的な感情伝達として効果的だ。ゲーム『A Plague Tale』でも腐敗臭が恐怖の演出に使われてたし、嗅覚描写の持つ力は侮れない。
海外ドラマのタイトルに登場する'smells'は、直訳の「匂い」以上の深い意味を持つことが多いんです。特に『Smells Like Teen Spirit』というタイトルが有名ですが、ここでの'smells'はネバダ・シティの詩的な表現で、「~のような空気がする」という感覚を表しています。
音楽やドラマのタイトルでは、五感を通した比喩としてよく使われますよね。『Breaking Bad』のスピンオフ『Better Call Saul』でも、匂いをテーマにしたエピソードがありました。視覚的な描写だけでは伝えきれない登場人物の内面や、環境の雰囲気を匂いという感覚で表現する手法は、脚本家の定番テクニックと言えるでしょう。