日本語には尾ひれと似たニュアンスを持つ表現がいくつかありますね。'尾ひれをつける'という表現は、話を大げさに誇張して伝えることを意味しますが、これに近いことわざといえば『針小棒大』がぴったりかもしれません。
このことわざは、小さな針を大きな棒のように見せる、つまり些細なことを大袈裟に言い立てる様子を表しています。昔から人間の話を盛る傾向をうまく言い表した表現だと思います。日常会話でも『昨日の出来事、針小棒大に話してるでしょ?』なんて使ったりしますね。
面白いことに、この傾向は古今東西共通で、英語にも『make a mountain out of a molehill』(モグラ塚を山のように言い立てる)なんて表現があります。人間の心理って本当に普遍的ですね。