年月を重ねて聴き返すと、声やアレンジの細部がぐっと胸に刺さる曲がある。モニカ(歌手)に関連する楽曲でまず挙げたいのは 'The Boy Is Mine'。ブランディとの掛け合いが絶妙で、シングル曲としての完成度も高い。歌詞の掛け合いがキャラクターの心理戦のように響くし、二人の声質のコントラストが曲をドラマティックにしているから、派手さだけでない聴き応えがある。
もう一曲、落ち着いた気分で聴きたいときにおすすめなのが 'Angel of Mine'。原曲は別にあるものの、モニカのヴァージョンは柔らかくて温かい。ヴォーカルの息づかいやフレージングの妙に耳を傾けると、歌い手としての繊細さが伝わってくる。どちらもポップやR&Bの枠組みで楽しめる曲だけど、作品として聴く価値があるものだと感じている。気分に合わせて、選んでみてください。