古いディスクを引っ張り出してフレーズを聴き返したとき、まず胸に残ったのはオープニングの壮大さだった。僕が勧めたいのは、まず『Klonoa: Door to Phantomile』のオープニングテーマ──ゲームを象徴するメロディとアレンジが詰まっていて、一度聴けば世界観に引き込まれる曲だ。次に挙げたいのは草原や森のフィールド曲で、軽やかなシンセと木管系のやわらかい音色が混ざったトラック。プレイ中の移動感と冒険心をそのまま音で表していて、単体でも何度でも聴ける良曲だ。
さらに、ボス戦のテーマも忘れがたい。緊張感と高揚感のバランスが絶妙で、同じフレーズが繰り返されるたびに盛り上がりが増すタイプの名曲だ。最後に、エンディングの締めくくりに流れる曲もおすすめに入れたい。物語の余韻を丁寧に包み込むような静かな感動を誘うので、アルバムで聴くとまた違った良さがある。
これらは単にゲームのBGMを超えて、個人的には日常の気分転換や集中用プレイリストにも頻繁に入れている。『Klonoa: Door to Phantomile』のサントラは、どの曲も情景を思い起こさせる力が強く、ゲーム愛好家以外にもぜひ聴いてほしい一枚だ。
曲を聴くとき、いつもまず人物像から音を想像する癖があって、クロエ=反骨心と寂しさが同居するキャラクター像が浮かぶ。だからおすすめの一つ目は、'Life is Strange'のオフィシャル・サウンドトラックに収録されているインディー寄りの楽曲たち。特にSyd Mattersの「To All of You」はクロエの切なさと希望の揺らぎをよく表現していて、何度聴いても胸が締め付けられる。
次にスコア面では、ゲーム内でクロエの出番に多用されるアコースティック主体の短いフレーズ群を追ってみてほしい。ジャンルで言えばフォーク寄りのギターや控えめなストリングスがクロエの繊細さを際立たせるので、シーンごとに流れる短いスコア曲を断片的に聴き比べるだけでも新しい発見がある。僕にとっては、この組み合わせがクロエ像を最も生き生きと感じさせてくれる。最後に、ゲーム外でのカバーやアレンジも侮れないので、ピアノやギターソロのインストアレンジもチェックしてみてほしい。
背反の世界観を音楽で表現するなら、まず押さえておきたいのが『攻殻機動隊』のサウンドトラック。川井憲次さんのあの重厚な和太鼓と電子音の融合は、人間と機械の境界を問うテーマにぴったりで、聴いているだけで背筋が伸びるような緊張感があります。
個人的に好きなのは『Ghost in the Shell』のメインテーマで、サイバーパンクな街並みと人間のアイデンティティを考える時に流れると、妙に納得感があるんですよね。あと、『インセプション』の『Time』も、現実と虚構の狭間を漂うような旋律が背反の概念を音で表現していて、何度聴いても深みがあります。