ヤモリが印象的に登場する作品といえば、まず思い浮かぶのはピクサーの短編アニメーション『ラヴァ』です。砂漠の風景の中で鮮やかな色彩のヤモリが主人公で、音楽とダンスのシーンが特に心に残ります。この作品は文化の違いを超えたコミュニケーションの大切さを描いていて、子どもから大人まで楽しめる深みがあります。
もう一つ挙げるとすれば、『リトル・マーメイド』のディズニーアニメ版で脇役として登場する小さなヤモリたち。海辺のシーンでコミカルな動きを見せてくれます。実写映画では『ジュラシック・ワールド』シリーズに古代のヤモリの祖先と思われる爬虫類が登場しますが、これはどちらかといえばスリリングな描写なので、小さなお子さんには向かないかもしれません。
絵本の分野では『The Gecko and the Echo』というイギリスの作品がおすすめです。自己肯定感をテーマにしたストーリーで、ヤモリのキャラクターを通じて「自分らしさ」について考えるきっかけを与えてくれます。自然界のヤモリの生態を学びたいなら、BBCのドキュメンタリー『ライフ・イン・アンダーワールド』のエピソードにも精彩なシーンがあります。
あくびを漢字で書くと『欠伸』となる。『欠』は口を開ける動作、『伸』は体を伸ばす様子を表していて、文字通り眠気や退屈で生じる生理現象を表現している。英語では『yawn』という単語が使われるが、こちらは擬音語に近く、実際にあくびをする時の音から来ていると言われている。
面白いのは文化的な解釈の違いで、日本では人前であくびをするのは失礼とされるが、英語圏では特にタブー視されない。『Game of Thrones』のティリオンあたりが会議中に平然とあくびしているシーンを思い出す。言語が現象の捉え方をどう変えるか、という好例だと思う。
『あくび』という言葉の響き自体も、口を開ける動作を連想させる柔らかさがある。一方『yawn』は短く鋭い音で、瞬間的な動作を表すのに適している。文字と音の両面から見たこの違いは、言語の奥深さを感じさせる。