ただしアニメ版は本編に挟まれる“ふくらませ要素”(所謂フィラー)が多いので、見るか飛ばすかの判断が肝になる。自分は要点だけ追いたいときは公式のストーリーラインに沿った話だけチェックする派で、余裕があるときにスピンオフコメディ作品の『Rock Lee & His Ninja Pals』みたいな軽いものを間に入れて息抜きする。こうするとテンポよく主要プロットを追いつつ、キャラの別面も楽しめる。
メインを読み終えたら、短編や小説に手を伸ばすと世界が広がる。例えば『Itachi Shinden』や『Kakashi Hiden』のような公式ノベルは、心情や歴史的背景を補完してくれるから、キャラの行動理由が腑に落ちやすくなる。最後に続編である『Boruto: Naruto Next Generations』を読むと、世代交代とその結果がどう描かれているか確認できて満足感がある。
ぼくが勧める一番シンプルな見方は、まず素直に『Naruto』の放送順通りに追うことだ。
最初に『Naruto』を1話から220話まで見て、主人公たちの基礎や人間関係をじっくり固める。途中にある余興的なエピソード(いわゆるフィラー)はスキップしても構わないけれど、キャラの掛け合いや世界観の説明を楽しみたいなら飛ばしすぎない方が得だと思う。
その後は『Naruto: Shippuden』を1話から通して観る。中盤以降は見応えのある大きな決着が次々来るので、ここを押さえれば満足度は高い。映画は用途別で、例えば『The Last: Naruto the Movie』は『Shippuden』の流れを受けているから、本編をある程度終えてから観るのが自然だ。最後に時間があれば『Boruto: Naruto Next Generations』へ移るといい。