学部レベルの物理実験や先端の教育用実験キットを扱う大学の教育研究室はとても役に立つ。特に量子光学を扱う教育ラボでは、単一光子源やビームスプリッタを使った干渉実験のデモが行われ、波と粒子の重なりや測定の影響を実感できる。加えて、教育誌『American Journal of Physics』には実験ノートや実習レポートが豊富に掲載されているから、手順と解説をセットで学べる。
実験的説明の補助として役に立ったのは、古典的な教科書で基礎を固めることだった。特に『Introduction to Quantum Mechanics』のような入門書は、概念と数学を繋げてくれるので、実験の結果を理屈として受け止めやすくなる。また、身近な光学実験(偏光フィルタやレーザー、フォトダイオードを使った簡易干渉)で測定と破壊的効果を体験すると、思考実験が具体性を帯びる。