浮気 され る 夢の頻度が増えたときに相談する専門家は誰ですか？

夢にパートナーの浮気が何度も出てきて目が覚めると、やっぱり胸がざわつきますよね。夢そのものが「現実」かどうかは別として、繰り返す夢が心や体のどこかにサインを出していることはよくあります。自分の不安や過去のトラウマ、日常のストレス、関係の不満、睡眠の質の低下、あるいは薬やアルコールの影響――原因は一つではないので、相談先を選ぶときは今の自分の困りごとを基準にするとわかりやすいです。

専門家に相談するなら、まず心理療法士や臨床心理士が入り口としておすすめです。話をじっくり聞いてもらえて、夢や不安のパターンを一緒に整理してくれます。認知行動療法（CBT）やイメージ再入国療法（Imagery Rehearsal Therapy）など、夢や悪夢に特化した技法を持つセラピストもいるので、睡眠や悪夢で日常生活に支障が出ているならそのような専門家を探す価値があります。関係性の問題が大きいと感じるなら、カップルセラピストや夫婦カウンセラーが適切です。二人の間にある不安やコミュニケーションの癖を扱ってくれるので、浮気の夢が実際の関係問題を反映している場合に有効です。

もし、気分の波や睡眠に関する薬物治療が必要そう、あるいは幻覚や現実検討力に関わる深刻な症状があるなら精神科医（精神科の医師）に相談するのが良いです。過度な不安や抑うつ、薬の副作用、ホルモンの影響など医学的評価が必要なケースでは、医師が適切な検査や治療方針を出してくれます。また、過去のトラウマが強く残っていると感じる場合は、トラウマ専門のセラピスト（EMDRや集中治療の経験がある人）を探すと心が楽になります。睡眠そのものに異常がある、夢以外の睡眠行動（寝言や身体の動きなど）が気になる場合は睡眠専門医（睡眠医療クリニック）での検査も選択肢です。

相談の前に私がやってみて役立ったことをシェアすると、夢がいつどんなタイミングで増えるかを一週間ほどメモしてみることです。直近のストレス、飲酒、カフェイン、薬の服用、パートナーとの出来事、寝る前に見た映像やSNSなど、小さな手がかりが思わぬ発見になります。予約時にはそのメモを持っていくと話が早いですし、初回面談でセラピストが適切な専門性を判断してくれます。あとは、自分を責めないこと。夢は無意識のメッセージであって、行動の証拠ではありません。誰かに話すことで驚くほど楽になることが多いので、安心できる専門家に出会えるといいなと思います。