英語で芋洗い状態を表現するなら、'packed like sardines'がピッタリですね。缶詰のイワシのようにぎゅうぎゅう詰めになった様子を表すこの表現、地下鉄のラッシュアワーやライブ会場でよく使われます。
海外には似たようなスラングが沢山あって、イギリスでは'jam-packed'(ジャム瓶のように詰まっている)、オーストラリアでは'chockers'(完全に満杯)なんて言い方も。ニューヨークの地下鉄で'we're like canned tuna today'って聞いた時は笑ってしまいました。
こういった表現の面白さは、その文化の日常生活が反映されているところ。魚の缶詰め表現が多いのは、欧米で魚の缶詰が一般的だった歴史と関係があるのかもしれませんね。
日本語の『ぬけぬけと』には独特のニュアンスがあって、英語に訳す時は文脈によって表現が変わりますね。例えば、恥知らずな態度で嘘をつくような場面なら『brazenly』がぴったり。『The politician brazenly lied about his involvement』なんて使われ方をする単語です。
『shamelessly』も近い表現で、特に道徳的な恥ずかしさを感じない様子を指します。『He shamelessly took credit for her work』みたいなケースで使えます。一方、『nonchalantly』はもっと無頓着な雰囲気。悪意より無関心に近い態度を表現する時に『She nonchalantly ignored the rules』といった使い方をします。
単一の完全一致訳は難しいですが、場面に応じてこれらの単語を使い分けると、英語でも『ぬけぬけとした』態度をうまく伝えられると思います。特に『brazenly』は、日本語の感覚にかなり近い勢いを表現できる単語です。
日本の『藪蛇』にぴったり当てはまる英語表現は『poke the bear』かな。文字通り「熊を突つく」という直訳通り、不必要な行動で厄介を招く意味で使われます。
『Game of Thrones』のシーンを思い出すけど、あの世界観で不用意に権力者に挑発的な発言をするキャラクターは、まさにこの表現の典型だよね。海外の友達と話してて『Why did you poke the bear?』って言われたときは、かなりドキッとした記憶がある。
ことわざの背景にある心理は万国共通みたいで、中国にも『打草驚蛇(草を打って蛇を驚かす)』というほぼ同じ意味の表現があるんだ。