宮崎駿監督の『紅の豚』でカーチスが歌うシーンは印象的ですね。あの曲は『Le Temps des Cerises』(桜の季節)という19世紀のフランスの歌謡曲です。
カーチスが陽気に歌いながら飛行艇を操縦するシーンは、作品中でも特に明るい雰囲気を醸し出しています。この曲の選択は、カーチスのキャラクター像をうまく表現していると思います。無邪気で享楽的な一面を持つ反面、どこか懐古的な情感も感じさせます。
原曲はパリ・コミューン時代の革命歌としても知られていますが、『紅の豚』ではそんな背景を抜きにしても、陽気なメロディがアドriaticの青い空と海によくマッチしていました。