従来の単語帳とは全く異なる効果がある。単語を覚えても通じない悩みを抱えていたが、英語耳で練習後はネイティブからの「Pardon?」が減った。ただしビジネス英会話には『English Grammar in Use』のような教材の方が即効性があるので、目的によって使い分けが必要だ。結局どの教材も万能ではないと気付かされた。
英語で「こだわる」を表現する際、文脈によってニュアンスが大きく変わります。
例えば、細部にまで気を配るという意味では 'particular about' がよく使われます。'She's particular about the color scheme' と言えば、色使いに強いこだわりがあることを示せます。
一方、執着や固執を表すなら 'obsessed with' が適切です。'He's obsessed with vintage cameras' と言えば、古いカメラに対する情熱的なこだわりが伝わります。
柔らかいニュアンスなら 'pay attention to detail' も良いでしょう。料理番組で 'This chef really pays attention to detail' と言えば、繊細なこだわりを褒める表現になります。
日本語の'いけすかない'にピッタリ当てはまる英語スラングはなかなか見つからないけど、近いニュアンスを探してみると面白い発見がある。
'Smug'という単語は、自分勝手で嫌みたらしい態度を表現するのに使われる。誰かが上から目線でドヤ顔している時、'He's so smug'って言う感じ。でも'いけすかない'の持つ「気取っててムカつく」要素まではカバーしきれない。
もう少し強い表現だと'obnoxious'が使える。これだと「不快極まりない」という意味が加わるから、相手の態度が本当に耐え難い時にピッタリ。海外ドラマでキャラ同士の険悪な関係を描写する時によく耳にする表現だ。
表題の英語化について触れると、訳者はそのタイトルを 'Sorry for Being Cute' としています。直訳に近い選択で、語感が日本語の軽い謝罪と自己肯定の混ざったニュアンスをうまく英語に移していると思います。
翻訳では語順や助詞のニュアンスをどう処理するかで印象が変わることが多いのですが、この英題は元の短さとリズムを保ちつつ、英語圏の読者にも意味がすぐ伝わるのが利点です。僕は他作品の英題、たとえば 'Kimi ni Todoke' が 'From Me to You' と訳されたケースを思い出して、タイトル一つで受け手の期待がかなり変わることを実感しました。
訳者の意図としては原題の持つ軽やかな自己主張を損なわず、かつ販促上のキャッチーさも確保する狙いがあったと考えています。個人的にはこの英題は作品の雰囲気に合っていると感じます。