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Reborn and Done Protecting the Rich Miss

Reborn and Done Protecting the Rich Miss

By:  Hunk AlertCompleted
Language: English
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I've taken three knife blows and a bullet for Isabella Thornton. I'm one of the top bodyguards in the business. My younger brother always trails behind her, cracking jokes. He's nothing more than a tagalong. I've always believed my loyalty and scars are all she has to feel safe. Then, the unthinkable happens—the three of us are kidnapped, and the kidnappers say only two of us can walk free. Isabella doesn't hesitate. She looks me straight in the eye and says, "You stay. My dad will give your family double the compensation. But Jasper has to come with me." Jasper Meyer is my younger brother. That's when I realize that his daily little gestures and playful teasing have already won her heart. Now reborn, I find myself back on the day the Thornton family is selecting their bodyguards.

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Chapter 1

Chapter 1

出発の数日前、康司は寧々を抱きしめながら、何度も優しく約束してくれていた。今度の旅行だけは絶対にふたりきりにする、と。

これまで我慢させてきた分、今回はふたりの時間を作って、誰にも邪魔させない、と。

実のところ寧々は、彼の注文履歴をちらりと目にしたことがあった。

特注のダイヤモンドリング。宛先は、旅行先のホテルに指定されていた。

あのとき寧々は胸を熱くし、思わず目を潤ませた。

ふたりはバタバタと籍を入れただけで、プロポーズも式も挙げていない。ずっと心の奥底で、そのことを寂しく思っていたのだ。

康司はちゃんと覚えていてくれた。そう思うだけで、日々の疲れも吹き飛ぶようだった。

だからこそ寧々は胸を躍らせて、丸1年待ち続けたこの旅行の出発の日を迎えたのだ。

なのに、ふたりだけの世界だと思っていたのは、結局、自分ひとりの勝手な期待でしかなかった。

胸が締め付けられるような苦しさがこみ上げ、息が詰まりそうになる。寧々はふたりのほうを見ることなく、黙って窓の外に顔を向けた。

思えば、康司と付き合いだしてから今日まで、ふたりだけの世界なんて一度もなかった。

デートのたびに、ちょっとした小旅行のたびに、ふたりきりで過ごすはずの時間のたびに、必ずと言っていいほど香代の姿があった。

偶然居合わせることもあれば、あらかじめ康司と約束していることもある。だが大抵の場合、香代は呼ばれもせずにふらりと現れるのだ。

そのたびに、康司の言い分はいつも同じだった。

「寧々、お前だってこれからは香代のこと、家族みたいに思ってやってくれよ」

「あいつはこの街でひとりぼっちで、身内も友達もいないんだ」

「実家の親からも、気にかけてやってくれって頼まれてるし」

「今回だけ、一緒に連れて行ってやろうよ、な?拗ねないでくれ」

その言葉を聞くたびに寧々は、胸の内のもやもやとした落胆を呑み込んできた。他人のことで揉めたくない。心の狭い女だと思われたくない。

そう自分に言い聞かせ、何度も何度も譲歩を重ねてきたのだ。

だが、まさか思ってもみなかった。

最初に譲ってしまったそのときから、康司とふたりきりの時間は、二度と手に入らなくなったのだ。

……

隣では、康司と香代が盛り上がった様子で、現地の観光地について話し込んでいる。

「お前が言ってたあの旧市街の屋台、あんまり評判良くないぞ。寧々が前に調べてくれたけど、別の店にしたほうがよさそうだってさ」

香代がすぐさま不満げに唇を尖らせて、康司の腕を軽く叩いた。

「うそでしょ?時間かけて口コミ調べたのに。みんな美味しいって言ってたもん!」

香代は康司を見上げ、少し拗ねたように甘えてみせる。

「もう私のこと信じてくれないの?寧々さんの調べたことしか信用しないわけ?」

康司は困ったように苦笑いを浮かべた。

「わかったわかった、お前を信じるよ。

じゃあお前の言う通りにしよう。お前が選んだ店に行こうぜ」

軽い調子のひと言。たったそれだけで、寧々が幾晩も徹夜して選び抜いた計画は、あっさりと白紙にされてしまった。

寧々は隣で、ただ黙って座っていた。

夜更けまでかけて練り直したルートも、評判のよくない観光地をひとつひとつ外して組んだ旅程も、丹念に選んだグルメスポットも。それらすべてが、彼にとっては香代がたまたま目にした一件の口コミにも及ばないのだ。

ふたりはますます話が弾み、周りも気にせず笑い合っている。

ふと、香代の目が期待に輝いた。

「そうだ、あそこにすごくご利益のある神社があるの。着いたらお参りして、お願いごとしようよ」

康司がからかうように言う。

「何を願うんだよ?まさか、いい男と結婚できますように、とか?」

「もう、やだぁ!」

しばらくふたりで軽口を叩き合っていたが、ふと康司が、隣に寧々がいたことを思い出したように顔を寄せてきた。声を落とし、耳元でささやく。

「寧々、そのときは一緒にお願いしようよ。前からあの神社に行きたがってただろ?

ずっと一緒にいられますようにって、一緒にお願いしないか?」

寧々は静かに顔を背け、窓の外を高速で流れていく雲を見つめた。

胸の中には今や、虚しさだけが残っている。

康司、もう遅いよ。

永遠に離れませんようにだなんて、もう願わない。

今度神社で願うとしたら、ただひとつ。

あなたと香代が一緒になれますように――ただ、それだけだ。

いつも香代に譲ってばかりで、窮屈でしかなかったこの関係など、もう私には要らない。

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Swikrit Sharma
Swikrit Sharma
very good but should watch the full
2026-01-27 01:53:49
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