TORN BETWEEN

TORN BETWEEN

last updateLast Updated : 2022-04-29
By:  BaeVidaCompleted
Language: English
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A beautiful princess arranged to be married to a prince from a far kingdom. All her pleas seem to fall on deaf ears. She wanted love but her fate was decided. Frustrated, she disguised herself and went to the market in hopes of escaping the prison she called home.Little did she know that what awaited her in the market would change her life.. Find out what happens to Dawn and follow her in life-changing adventure...

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Chapter 1

THE NEWS 1

 小さいころ勉強をしていると決まって両親に怒られた。

「女の子が賢くなっても何の得もない」

「勉強する暇があったら可愛くなる努力をしろ」

 二言目にはそれだった。

 なぜ賢くなってはいけないのかと聞いても、まともな答えは返ってこない。

 お前は考えなくていい、ただ言われたことだけしていろ。

 私の考えは聞いてすらもらえなかった。

 大学に行きたいと言った時はとくにひどかった。

「女の子は結婚して家庭に入るから大学は意味がない」

「お金の無駄」

 特待生を狙える成績だったのに願書すら出させてもらえなかった。

 必死に大学に行くメリットを説明したけど、理解する気すらないようでとにかく就職しろの一辺倒。

 結局、高卒で就職したのが今の会社だ。

 最初の上司は厳しい人だった。

 ミスしていればさんざんに怒鳴るし理屈のおかしいことを言うとずっと追及される。

 よく他の子から「最悪な人が上司になったね」と同情された。

 でも私としてはそこまで悪い環境じゃなかった。

 たしかに説明の矛盾点を追及されるのは大変だったし怒鳴られるのは嫌だった。

 けど私の話を聞いて理解しようとしてくれた。

 考えの間違いを指摘して、出来るようになるまで指導してくれた。

 親のように「何も出来なくていい」と言って放り出すようなことはなかった。

 怒鳴られることがなくなったころに上司が異動になった。

 周りからは心配されたけどもう十分一人でやっていける。

 それぐらい私はいろいろなことが出来るようになった。

・・・

 数年後、同じ部署に新入社員が配属された。

 井原君と言う男の子だった。

 同じ部署の工藤さん(女性)が上司になるので立場的には同僚となる。

 傍目で見る限り仲良く仕事をしているようで怒られている所を見たことがないぐらいだった。

 そして井原君が入社して一年経った頃のことだ。

「これ発注したいんですけど」

「あの、発注書は?」

「え?」

 井原君が発注したいと言う部材は、発注書を書いて私経由で上長に提出するものだった。

 発注書が必要なことも書き方も全て入社一か月以内に教わるものなので、なぜ発注書を持ってこずに頼みに来たのか不思議だった。

「発注書が必要なので持ってきてもらえますか?」

「あ、そうなんですか」

 返事はするけど動かない。

 持ってくるのを忘れたのかと思ったけどもしかして書くのを忘れてたんだろうか?

「あの、作成まだなら作ってきてもらえますか?」

「発注書はどこにあるんですか?」

「え?」

「教えてください」

 発注書知らないってもう入社して一年経つよね。

 今までどうやって仕事してたんだろう。

「知らないなら調べた方が……」

「だから今聞いてるじゃないですか」

 え、この状況で聞くことを"調べる"っていうの?

 答えを教えてもらうのは"調べる"ことではないと思うけど……。

 私が返事に困っていると工藤さんが井原君に発注書を渡した。

「ああ、これだったんですね、すぐ書いてきます」

「あ、はい」

 工藤さんは井原君が去るのをにこやかに見守った後、こちらに振り返って怒り出した。

「発注書ぐらい渡してあげればいいでしょ!!」

「まさか知らないなんて思いませんでした」

「あなたが知ってるんだからフォローしてあげればいいでしょ!!」

 工藤さんは「私がフォローしない」「後輩を育てる気がない」と30分ぐらいなじって去っていった。

 私が悪かったんだろうか。

 素直に発注書を渡してあげればよかったんだろうか。

 でも2年目で発注書を自分で提出できないって致命的だと思う。

 それに他人に答えを聞くことを"調べる"と言っているのも怖い。

 他人が努力して得た知識や経験で答えを教えてもらっているのに、それを受け取るだけのことを"調べる"と言っている。

 さっきのやり取りだと井原君がそれを《《当たり前》》と思っているようだ。

 "出来ない"から"フォローしてもらってる"のを"フォローしてくれない"から"出来ない"と理解していないだろうか。

 奇しくもこの懸念は当たってしまった。

 4年後工藤さんが結婚退職して井原君が一人で仕事をすることになったけど、井原君は仕事を理解していなかった。

 それでも教えられた手順通り行っているならまだよかった。

 実際は教わった仕事を自己流にアレンジして行っていて、理解していない状態でやり方を変えているのでいろいろ問題が起きた。

 けれども井原君はその問題の原因すら理解できなかった。

「理解してないって文句言うなら理解してる人がやればいいのに」「僕が問題解決できないのは知ってるでしょ?」「先輩は後輩をフォローして当然では?」「答え知ってるなら教えてくれればいいのに」「僕がやるよりあなたがやった方が早いですよね」

 井原君が問題を起こして周りがフォローする。

 しかもフォローしてもお礼を言われるどころか「判断が遅い」と文句を言われることもあった。

 そのため次第に誰も助けようとしなくなる。

 結局ギクシャクして井原君は退職していった。

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Sonia Somorang
Sonia Somorang
beautiful! hurry with the next chapters. please!
2021-04-18 15:16:36
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0
Dawn Cobern
Dawn Cobern
Love reading all the books.
2021-04-10 10:14:57
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mercy jepkoech
mercy jepkoech
I love it from,the characters, to plot and the story line, it a good read
2021-02-11 04:32:18
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BaeVida
BaeVida
If you want a taste of royal romance... Then this book os just what you need.
2020-10-29 19:40:53
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prada_murthy
prada_murthy
This book is intriguing and it pulled me into it right in the first chapter. The author has done a great job and the characters have been well portrayed. Thank you author for such an awesome book.
2020-10-27 02:32:23
2
1
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