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第6話

Auteur: 三日
「俺が竹内氏企業の後継者だって話、心美ちゃんにプレッシャーかかると思って教えなかった」

「あの夜は仕事関係者との会合で、あれはただの付き合いだ。そんなに本気にするなよ」

「七年も付き合ってたのに、本当に俺の電話を無視し続けるつもり?」

「それとも、この機会に俺を脅して結婚したいのか?」

……

陽翔からのメッセージには一度も返信せず、彼を避けて、仕事に打ち込んだ。

ゴミからは遠ざかって、私はもっと良い自分になる。

案の定、一週間ほど無視していたら、彼からの連絡はぱたりと止んだ。

これで終わりだと思っていた。

けれど、ひと月後、また彼からメッセージが届いた。

「心美ちゃんの物、まだ俺の手元にある」

開いた写真には、私が何も身に着けていない姿が映っていた。

一瞬で手のひらが冷たくなった。

いつこんな写真を撮られたのか全く覚えていない。

これが彼の仮面の裏の姿なのだろう。

手に入らないものは、壊す。

「父親のいない心美ちゃんも、心美ちゃんのお母さんも、この写真がネットで拡散されることは望まないよね」

「心美ちゃんのいない時間、ずっと寂しかった。もし結婚したいな
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