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第245話

作者:
侑里は信じられないという目で彼を振り返り、全身をガタガタと震わせた。

「私が、恥をかかせていると言うの!?」

「恥以外に何がある!最近の母さんの行動を振り返ってみろ、一つでも成功したことがあるか!?無能なら無能らしく、大人しくしていてくれ!これ以上俺の足枷になるな!」

大輔の顔は怒りに歪み、その言葉には一片の容赦もなかった。

侑里の目から大粒の涙がとめどなくこぼれ落ち、彼女は声を詰まらせた。

「私の夫も息子も甲斐性なしだから、私がこんな真似をする羽目になったんじゃないの!私の行動が足枷ですって?じゃあ、どうしてあんたは自分のお父さんを警察から連れ出すこともできないのよ!大輔、あんたには本当に心底失望したわ!」

そう喚き散らし、彼女はドアを乱暴に開けて車を降りていった。

大輔は彼女を追おうともせず、顔をどす黒く歪ませた。

どうして母さんは俺の立場を少しも理解しようとしないんだ。今の俺の力では、親父を救い出すことなど到底不可能なのだ。

それに、親父が犯した数々の罪は動かしようのない事実だ。今俺がすべきことは、親父から会社の経営権を完全に引き継ぎ、基盤を固めることだ。

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