All Chapters of エリートな彼と年の差恋愛婚〜恋した彼は15歳年上の旦那様です〜: Chapter 51 - Chapter 60

87 Chapters

第 51 話

「へえ、そうなんですね。 だからこんなにお料理上手なんですね」 「いいえ、そんなことないわよ」 わたしは二人の会話のそばでパエリアを頬張る。 「んー! パエリア、めちゃくちゃ美味しい!」 「よかった。たくさん食べなさい」 「うん」 お母さんのパエリアは格別に美味しい。 毎年のクリスマスには必ず作ってくれるパエリアは、とにかく美味しくて最高なのだ。 「ローストチキン頂いてもいいですか?」 「ええ、食べて食べて」 「いただきます」 京介さんは大きなローストチキンに豪快にかぶりついた。 「あら〜!いい食べっぷりねぇ」 「うん、これもめちゃくちゃ美味しいです。肉汁ジューシーですね」 良かった。チキンもお気に召して頂いたようだ。 「よかったね、お母さん」 「ええ、安心。食べる瞬間がドキドキするのよね」 「美味しいです、ほんとに。 こんなに美味しい物食べれるなんて、俺は幸せ者ですよ」 「まあ〜森嶋さんったら!お口が上手いのね」 と言いつつ、お母さんは上機嫌だ。 きっと料理を褒められて嬉しいのだろう。 「さ、シャンパンでも飲みましょうよ」 「あ、すいません。ありがとうございます」 「いいのよ。気にしないで」 お母さんはワイングラスにシャンパンを注いでいく。 「実来は烏龍茶で我慢ね」 「うん」 「では……メリークリスマス!」 お母さんの「乾杯!」と声と共にみんなで乾杯をした。 「うん、シャンパン美味しいわ〜」 「ええ、美味しいですね。飲みやすいです」 「森嶋さん、チョイスが完璧ね」 お母さんからそう言われ、京介さんは「恐縮です」と答えていた。 その後はみんなでお喋りをしながら楽しくご飯を食べた。 京介さんはずっと笑顔で美味しいと言ってくれていたので、お母さんは終始上機嫌だった。 「ごちそう様でした。全部本当に美味しかったです」 「よかった。 じゃあケーキでも食べましょうか」 「やった」 クリスマスと言えばケーキだよね……! 「喜び方が子供だな、実来」 「だって、クリスマスと言えばケーキですよね?」 「ま、そうだな」 クリスマスケーキ今年はなんだろう? 「……そうだ、実来」 「はい?なんですか?」 わたしは京介さんから「これ、実来に渡そうと思って。 クリスマスプレゼント」と袋を渡された。 「え……
last updateLast Updated : 2025-03-18
Read more
PREV
1
...
456789
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status