All Chapters of エリートな彼と年の差恋愛婚〜恋した彼は15歳年上の旦那様です〜: Chapter 61 - Chapter 70

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第 62 話

これ以上ないってくらい、幸せになってみせるからね、わたし。 不釣り合いでもいい。京介さんの妻として相応しくないのは、わたしだってよくわかっているし、支えて行ける自信なんてまるでない。 「あの、京介さん……」 「ん?」 「わたしをあなたの妻にしてくれて、ありがとう」 だけどこんな小さな出会いから、小さな命まで授かることが出来て、そしてこうしてまた巡り合うことが出来たのは……本当に奇跡だと思う。 わたしなんかが妻になるなんて、世間からしたら常識知らずと言われることだって、もしかしたらきっとあるかもしれないけど……そんな覚悟なら、もうとっくに出来ている。 「こちらこそ。 俺の妻になってくれると言ってくれて、ありがとう」 でも何があってもわたしは、京介さんのそばから離れたりしないし、ずっとそばで京介さんのことを支えてみせる。 誰に何を言われようとも、わたしは京介さんの妻であり、わたしたちは家族になるんだ。 家族の絆は、そう簡単に壊れたりなんかしないんだから。 わたしたちは、これから最高の夫婦になっていくんだ。 どんな時も支え合っていけるような、そんな夫婦になると決めた。 「京介さん……わたしたち、最高の家族になりましょうね。 どんな家庭にも負けないくらい、最高の家族になりましょう」 わたしがそう話すと、京介さんは「……そうだな。二人で共に手を取り合って、頑張っていこうな」と微笑んでくれた。 「はい。よろしくお願いします」 「こちらこそ、よろしくな」 その後わたしは、京介さんと一緒に役所へ行って、婚姻届を提出した。 「おめでとうございます」 婚姻届は無事に受理されて、わたしたちはついに恋人から夫婦へと変わった。 左手の薬指にキラキラと光る結婚指輪を眺めながら、わたしは嬉しい気持ちでいっぱいだった。 「本当に、夫婦になったん……ですよね」 「そうだ。俺たちは今日から夫婦だ」 「夫婦になった感覚、あんまりないです」 本当にこれで、わたしたちは結婚したんだな……。婚姻届を出しても、そんな実感が全くなくて。 だけど今までにないくらいすごく幸せな気持ちになっているのは、確かだった。 「まあ、それは俺もだけど」 「ふふふ」 わたしは本当に、京介さんと結婚したんだよね。 「これからもよろしくね、実来」 「こちらこそ、よろしくお願いしま
last updateLast Updated : 2025-03-19
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