瑶子という女は、私を陥れるのがとにかく得意らしい。いつもそうやって、ありもしないことを言いふらし、圭佑がそれを信じ込むことで、瑶子の悪巧みは成功してきた。案の定、今回も圭佑は期待を裏切らず、私に失望した目で見つめる。「梨花。いくらなんでもやりすぎだ!」その様子を見た瑶子は勝ち誇ったように笑みを浮かべ、今回も私をこっぴどく叩きのめして、自分の株を上げるつもりでいた。でも今回は、そうはいかせない。「圭佑、まあそんなに焦らないでよ。プレゼントは二つあるんだから、私に文句を言うのは、もう一つを確認してからでもいいんじゃない?」私の言葉を聞き、圭佑はプレゼントの箱の中にあったボイスレコーダーを手に取った。瑶子は何かを察したのか、真っ青な顔で慌てて止めようとしたが、時すでに遅し。圭佑が再生ボタンを押した瞬間、瑶子が祖母を死に追いやったと告白するその声が、式場に響き渡る。「谷口さん。私、圭佑さんのスマホのロック番号知ってるんです。だから、あの時あなたが圭佑さんに送ったメッセージも、着信履歴も、全部私が消してあげたんですよ。おばあさんの入院費だって、わざと圭佑さんに使い切らせたんですから」「あなたが祖母を死に追いやったんですか?一体、何のために?」「そんなの、あなたが自分の立場もわきまえず、いつまでも圭佑さんの周りをうろうろしているからですよ?あなたを追い出すためなら、どんな手だって使いま……」すると、ライブ配信のチャット欄は瞬時に荒れ、先ほどまで私を罵っていた人々が一斉に瑶子を批判し始めた。【最低!人のおばあさんを殺しておいて、あんなこと言えるなんて!】【もし自分の家族が殺されたら、私だってそいつを殺してやりたい!】圭佑もまた、顔を強張らせていた。祖母が死んだのが嘘ではないうえに、瑶子と彼のせいで祖母が亡くなったようなものだと気づいたからだった。当時のやり取りを思い出し、圭佑はようやく自分が私や祖母にどれほどひどいことをしてきたかを理解したらしい。祖母の治療費を奪って瑶子へのブレスレットに換えたことも、瑶子の言うことだけを信じて、私を悪者だと決めつけ、無理やり謝罪させたことも。あの病院で、瑶子に謝れと言った時の私の激しい抵抗を思い出し、なぜあんなに拒絶したのかを、圭佑も今ようやく悟ったみたいだ。た
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