บททั้งหมดของ なぜか近づいてきたコイツの本性を暴いてやる!: บทที่ 1 - บทที่ 3

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第2話 残念美人

 「——————そういえば、自己紹介がまだだったね! 私は姫柊花音《ひめらぎ かのん》。これからよろしくね!」  カフェ店内のイメージに合わせた落ち着いたBGMを掻き壊すかのように、花音が馬鹿デカい声で自己紹介をする。 てかさっきから思っていたことだが、そんなに大きな声出さなくても聞こえてるから。 「……はぁ」 「君の名前は?」 「俺? 俺は……」 「知ってる。久山雅春《ひさやま まさはる》君、だよね?」 「何で聞いたんだよ。知ってるなら、わざわざ聞くな」 「あちゃー。こりゃ一本取られたな~」  花音はペチッと可愛らしく額を叩く。 こいつ、全然人の話聞かないな……。しかも意味分からんこと言ってるし。 俺のことを何で知っているかは、まあ一々確認するまでもないだろう。 「久山君ってあれでしょ? 嘘告白の人だよね?」 「……お前も、やっぱり人の心とか無いんだな」 「お前も?」 「美しい薔薇にはトゲがあるってことだよ。外面は良い顔して、内面は人のことを傷つけることしか脳のないカスってことだよ」 「うっわ~。辛辣~」 そんなことを言いながらも、花音はケタケタと笑ってる。 笑い要素はなかったと思うんだけど? 「だから、お前のデリカシーの無さにも納得だわ」 「ふぅ~ん? そんなに美人が憎いんだ。てか、やっぱり私って美人なんだ! 私最高! 私最強‼」 胸の前で腕を組んで踏ん反り返っている花音の前に、先ほど注文したオレンジジュースが運ばれてくる。 オレンジジュースはオレンジジュースでも、グラス縁に輪切りオレンジが付いてる高級感あるオレンジジュースだ。 ちなみに、俺はアイスコーヒーを注文した。  「でもさ、でもさ~。美人は美人でもその子と私じゃ全く違うと思うんだよね~」 「なに、美人レベル的な話? 俺からしたら何も変わらないんだけど」 「いやいや、そういう話じゃなくてね。私、これがノーマルだから」 「つまり、今のお前が素ってこと?」 「ダッツライト!」 指をピストルの形にして俺を指さす。 てか、発音が酷すぎてびっくりしたわ。 「……信じられないな。仮に今のお前が素なんだとしたら、かなり残念な子だぞ?」 「ふふふ、そう。私は残念な子なんだよ!」 「うわっ、容認してるタイプの残念な子ってマジでいるんだ。普通ならこうな
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第3話 選択授業

 翌朝、登校して自分の席に突っ伏していると背中をツンツンされた。  いや、ツンツンされたような気がする。多分気のせいだ、そうに違いない。 「とうっ!」  威勢の良い声を共に右脇を思い切り突かれた。 「うひゃっ!?」 突然奇声を上げたせいで、注目が一気に俺に集中する。 嘘告白の件で変に目立っているのに、これ以上の悪目立ちはしたくないんだけど。 原因は右隣にいる金髪美少女のせいだ。てか、本当にクラスメイトだったんだ……。 「こら、マサくん! なんで昨日は私を置いて帰っちゃったのさ~」 「いやいや、お前が先に帰ったんじゃん。この食い逃げ女」 「いやいやいや! 女の子が荷物を持って席を立ったら化粧直し以外にないでしょ! 言いがかりはやめて欲しいなー」 「そんな世界線を俺は知らない」 「残念だけど、これが現実なんだよなー」 「さいですか」 それだけ言い残して、俺は再び机に突っ伏す。 「こらこらこら、私を無視して眠りにつこうなんて失礼じゃありませんかね?」 「……」 「公衆の面前で抱きついちゃうぞ?」 「マジでやめろ。てか早く席つけよ」 「ほいほ~い」 はぁ、ようやくうるさいのがいなくなった。 そう思った矢先、後ろからツンツンされる。 確か、彼女の名前は姫柊花音《ひめらぎ かのん》。そして俺の名前は久山雅春《ひさやま まさはる》。 嫌な予感がするので、俺は決して後ろを振り返らないことにした。 すると今度は、俺の背中に何やら文字を書き始めた。考えたくもないのに、神経が無意識に背中に集中する。 こ、っ、ち、み、な、い、と、さ、す、よ、♡ 思わず俺はその場で飛び跳ねた。 クスクスと後ろから笑い声が聞こえてくるので振り返ると、そこにはイタズラな表情を浮かべた花音の姿が。 その手には、しっかりとシャーペンが備えられている。 「お前、一体何がしたいんだよ……」 「ん~? 私はマサ君と友達になりたいだけだよ?」 「……」 「どした、急に真剣な顔して。正直キモいぞ」 「思っても口に出すな。それより、さっきから気になってたんだけど、なんでマサくん呼び?」 「やっぱり友達なら名前呼びかなーって!」 「マサくんって名前呼びじゃなくて愛称呼びだけどな」 「あ、ほん
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