【ヒョードル視点】.「謝りにいったとき、また意地の悪いこと言ったの?」模擬戦のあと何があったのか聞いたら。「嫌いなのはお互い様で、これからは近づくのは最低限にしようと言われただけだ」言われたのは、レオのほうだった。……本当に、アイシャは昔っから容赦ない。好きな子に嫌いと面と向かって言われたらショックなんだよ。男でも泣くんだから。「なんか可愛かった」……まあ、レオは例外だった。恋するレオのメンタルはすごいって思った。僕だったらフウラにそんなことを言われたらショックで寝込んだ。そして、恋するレオのメンタルにつられて、アイグナルドたちがアイシャに飛び掛かったらしい。それをレオは不思議がっていたが、僕にはその理由が分かっていた。.精霊は愛し子以外の人間には興味を持たない。でも、一部で例外がいる。それが、愛し子の子や孫。それは事実として知られているけれど、理由は定かではなく、諸説ある。僕は、愛し子が愛する者なのではないかと思っている。なぜなら、僕を加護するゼフィロスたちは、フウラにとても懐いている。家族になる前の、僕の『好きな子』のときから。フウラはおっとりしてるから、ゼフィロスが甘えても気にしない。髪と戯れ、時折引っ張っても気にせず、むしろ嬉しそうにその毛先を揺らして構っている。嬉しそうなゼフィロスを見ると僕も嬉しくなる。でも、あまりにフウラにくっつくと引きはがす。精霊は本能で行動するし、その見た目も相まって、赤ちゃんと似ている。フウラの胸に埋まろうとしたりするし……いや、その辺りは愛し子の好みかな。レオも僕と同じ好みだからね。アイグナルドたちもアイシャの胸に埋まったらしい。僕はアイシャをそういう目で見たことはないけど、アイシャの胸は大きい。形よくふっくらとしていて
Última atualização : 2026-10-08 Ler mais