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Todos os capítulos de 『彼女』の娘: Capítulo 11 - Capítulo 13

13 Capítulos

第11話|ヒョードル

【ヒョードル視点】.「謝りにいったとき、また意地の悪いこと言ったの?」模擬戦のあと何があったのか聞いたら。「嫌いなのはお互い様で、これからは近づくのは最低限にしようと言われただけだ」言われたのは、レオのほうだった。……本当に、アイシャは昔っから容赦ない。好きな子に嫌いと面と向かって言われたらショックなんだよ。男でも泣くんだから。「なんか可愛かった」……まあ、レオは例外だった。恋するレオのメンタルはすごいって思った。僕だったらフウラにそんなことを言われたらショックで寝込んだ。そして、恋するレオのメンタルにつられて、アイグナルドたちがアイシャに飛び掛かったらしい。それをレオは不思議がっていたが、僕にはその理由が分かっていた。.精霊は愛し子以外の人間には興味を持たない。でも、一部で例外がいる。それが、愛し子の子や孫。それは事実として知られているけれど、理由は定かではなく、諸説ある。僕は、愛し子が愛する者なのではないかと思っている。なぜなら、僕を加護するゼフィロスたちは、フウラにとても懐いている。家族になる前の、僕の『好きな子』のときから。フウラはおっとりしてるから、ゼフィロスが甘えても気にしない。髪と戯れ、時折引っ張っても気にせず、むしろ嬉しそうにその毛先を揺らして構っている。嬉しそうなゼフィロスを見ると僕も嬉しくなる。でも、あまりにフウラにくっつくと引きはがす。精霊は本能で行動するし、その見た目も相まって、赤ちゃんと似ている。フウラの胸に埋まろうとしたりするし……いや、その辺りは愛し子の好みかな。レオも僕と同じ好みだからね。アイグナルドたちもアイシャの胸に埋まったらしい。僕はアイシャをそういう目で見たことはないけど、アイシャの胸は大きい。形よくふっくらとしていて
last updateÚltima atualização : 2026-10-08
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第12話|レオネル

俺たちが二年生に進級するとき、ヴィクトルも俺たちと同じ学院に通い始めた。俺たち五人の交流はここから始まった。.ヴィクトルが同じ学院に通う予定はなかった。隣国に留学し、当時婚約者だったその国の第二王女と交流し、仲を深めることになっていた。それが突然、留学をやめて帰国するというから驚いた。帰国の理由は、その第二王女が彼女の護衛騎士と駆け落ちしたからだった。王女の失踪が発覚すると、父王はすぐに捜索を命じた。そして、王女は花宿という、年頃の男女が数時間の休憩から宿泊といった用途で使用する施設で護衛の彼と全裸で盛り上がっているところを発見。発見した捜索隊の中には婚約者の行方を案じたヴィクトルもいて、当然だが、第二王女とヴィクトルの婚約は白紙になった。婚約者の逢瀬を見てしまったわけだが、ヴィクトルは一切ショックを受けていなかった。当然だ。ヴィクトルは第二王女の協力者だった。協力どころか「花街に連れこんで既成事実を作れ」と王家の箱入り娘を唆したのはヴィクトル。あまつさえ、娼館で使用されているから合法とはいえ、媚薬を王女に与えたのはヴィクトル。ショックを受けるわけがない。ついでに駆け落ちにも手を貸したらしい……本当、何やってんだか。まあ、第二王女は駆け落ち前に「護衛騎士との恋の道に進みたい」とヴィクトルに言ったらしい。この時点でヴィクトルは第二王女に見切りをつけたのだろう。己の恋心を優先して王族としての務めを疎かにする。そんな脳内お花畑の王妃では困ると判断したに違いない。ヴィクトルはそういう男だ。.王太子であるヴィクトルの婚約が白紙になったことで、高位貴族の令嬢の婚約は事実上全て白紙になった。有力な国にヴィクトルと年齢の合う未婚の王女はおらず、国内から新たな婚約者を探す必要があったからだ。これには俺も喜んだ。俺は婚約者を自称していたカレンデュラを王太子妃に推した。
last updateÚltima atualização : 2026-10-09
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第13話|レオネル

『彼女』がヴィクトルの婚約者候補になった理由は、ヴィクトルだった。模擬戦で『彼女』を見て気に入ったヴィクトル。ヴィクトル自ら推薦という形で『彼女』をリストに載せ、ヴィクトルに忖度した数人の貴族がそれを後押しした。嫌になるほど行動力があるヴィクトルはすぐに編入してきた。俺たちは将来将軍になるということもあって、四人だけの特別クラスにいた。そこにヴィクトルも入った。「ここ以上に安全な教室があったら教えてほしい」とヴィクトルが言ったから。言い負かされて、いや、納得して、学院長は承認した。因みに、この学院長は一年のときと違う。不倫がばれた前学院長は奥方に離縁され、家を追い出された。彼は婿養子だった。それでよく浮気をしたな、と呆れてしまう。.『彼女』がヴィクトルの婚約者候補になった話は、噂としてすぐに学院中に広まった。そのせいで入口出口は観察に来る貴族たちで埋まった。不満・嫉妬・好奇心をごちゃまぜにした視線だらけ。出入りに差し支えるあいつらを邪魔だと思いつつも、彼らが入口を塞いでくれているおかげでカレンデュラが教室に来られないことは有難かった。それにまあ、観察したくなる気持ちは分かる。あのときは苛立って仕方がなかったが、思い出としてみれば面白くもある……かもしれない。とにかく『彼女』はヴィクトルに対して塩対応だった。「やあ、アイシャ嬢。元気かい?」そう言われれば。「元気ですし、当分元気です。しばらくの間、ご挨拶は結構です」そう言って、『ごきげんよう』と距離を置く。同じ教室内なので退場はできないが、『近づくな』というオーラがすごかった。興味深い反応ではあった。何しろヴィクトルは幼い頃からご令嬢たちの間で『理想の王子様』として人気があった。今も王子様の部分が王様になっただけで、人気があることに変わりはない。結婚相手として憧れる女性も多
last updateÚltima atualização : 2026-10-09
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