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最近では『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャーが話題を集めていますね。クールな暗殺者と家庭的な妻の二面性を、微妙な声色の変化で表現しているところがさすがです。特に子供向けアフレコと仕事モードの切り替えシーンは、竹達さんの演技の幅を感じさせます。
アニメ放映後に原作漫画の売上が急上昇したという報道もあり、キャラクター人気がコンテンツ全体を引っ張る良い例だと思います。殺伐とした状況でもほのぼのとした空気を作り出す、そのバランス感覚が竹達さんの真骨頂でしょう。
竹達彩奈さんの声優としてのキャリアを振り返ると、『けいおん!』の中野梓が特に際立っている印象があります。あのツンツンしたけど実は甘えん坊な性格と、竹達さんのハイトーンながら芯のある声が完璧にマッチしていました。
ライブシーンでの熱演もファンの記憶に強く残っていますよね。ギターを抱えて『ふわふわ時間』を歌う姿は、アニメと現実の境界を曖昧にするほどの没入感がありました。二次創作の盛り上がりもすごくて、今でも同人誌即売会で梓ちゃんを見かけることがあります。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃も忘れられない役のひとつです。ツンデレキャラの典型と言われながら、竹達さんの演技は単なるパターンに留まらない深さがありました。ゲームオタクの熱狂的なセリフから、兄に対する複雑な感情をにじませるささやき声まで、幅広い感情表現をこなしています。
この作品がきっかけで、ツンデレキャラの声優としてのイメージが定着した面もありますが、実際にはもっと多様な役柄を演じ分ける実力派だと気付かせてくれる存在でした。
個人的に思い入れがあるのは『デート・ア・ライブ』の五河琴里です。司令官モードと妹モードの声を使い分ける演技は圧巻で、特に怒涛のラストシーンでの熱演は何度聞いても鳥肌が立ちます。竹達さんが演じるキャラって、強さと脆さの両面を併せ持つ複雑な子が多い気がします。琴里の『大切なものを守るために強くなる』という成長描写に、竹達さんの声が深みを加えていたように思います。CD売上やグッズ人気を見ても、このキャラクターのインパクトは相当なものでした。