江華島事件をめぐる学術的な参照書を探すと、まず総合的に信用されている評伝・通史系の本がよく挙がる。英語圏の入門的かつ学術的価値の高い書として、編集書の『Korea, Old and New: A History』は必読とされている。複数の専門家の寄稿を集めた構成で、江華島事件やその前後の外交的背景を概観するのに役立つからだ。次に、近代朝鮮の国際関係を広く扱った単行本としては『Korea's Place in the Sun: A Modern History』が学界で頻繁に引用される。事件の位置づけや列強・日本の視点に関する議論が整理されている点が評価されている。