「多すぎ」というキーワードで思い浮かぶのは、『Too Many Cooks』という奇妙なゲーム。クッキングシミュレーションに見せかけたメタフィクション的な内容で、プレイヤーが次々と増えるキャラクターに翻弄される様子がシュールです。
特に印象的なのは、ゲームの後半で突如としてホラー要素が混ざってくる展開。最初は単純な協力プレイを楽しんでいたのに、気付けば謎の殺人鬼が登場していて、そのトーン変化の激しさに面食らいました。『Undertale』のメタ発想に近い、ゲームの常識を壊すような遊び心が光っています。
『スコット・ピルグrim vs. 世界』はまさにひっちゃかめっちゃか映画の傑作です。主人公がゲームのルールに従って戦う展開は、現実とファンタジーが入り混じるカオスそのもの。
画面全体がゲームUIで埋め尽くされ、突然ミニゲームが始まったり、ライフが表示されたりする演出は最初は混乱しますが、これが逆に作品の魅力に。特にボス戦のクレイジーさは圧巻で、普通のアクションシーンが突然ダンスバトルに変わったりします。この映画を見終わった後は、現実が少し色褪せて見えるほど没入感があります。