ルネサンスの紋章学に興味があれば、この表現が様々なエンブレムに使われているのを見つけられます。アンドレーア・アルチャートの『エンブレマタ』では、羽根付きの車輪に乗る女神が前髪を漂わせ、『Fronte capillata, post est Occasio calva』(前は髪あり、後ろは禿げ)という銘と共に描かれています。
このことわざの英語表現を考えるとき、文化の違いが面白いなと感じることがあります。英語圏では『Fortune favors the bold』という表現がよく知られていますが、これは『幸運の女神には前髪しかない』と似たニュアンスを持っています。
両方ともチャンスをつかむ積極性を強調していますが、日本の表現はより具体的でユニークです。女神の髪型に焦点を当てる発想は、日本のことわざならではの面白さがありますよね。英語の表現はより直接的で、勇気ある行動を促すメッセージ性が強いです。