オーディオブックの副題って、意外と重要だよね。例えば『Born a Crime』の副題"Stories from a South African Childhood"は、トレヴァー・ノアの複雑な人種問題とユーモアあふれる幼少期を完璧に要約している。
聴き始める前に、この副題が期待感をうまく調整してくれる。アパルトヘイト下での混血児としての体験談がメインだとわかるから、重いテーマにもかかわらず聴く覚悟ができる。副題がなければ、ただの有名人回顧録と勘違いする人もいたかもしれない。
特にノンフィクション作品では、副題が内容の方向性を明確にする羅針盤的な役割を果たしていることが多い。