コレクター向けのおかしな転生の公式グッズで注目のアイテムは何ですか。

カタログをめくっていて、一番最初に目を奪われたのは精巧さで勝負するあの限定フィギュアだった。僕は細部フェチなので、造形ラインと塗装の丁寧さでグッと来るタイプだ。『おかしな転生』の主人公を1/6スケールで再現したこのスタチューは、表情差し替えパーツと手に持てる小道具が豊富で、台座も木製の有資格ナンバリング入り。限定版にはエッチングの証明書とシリアルプレート、専用のアクリルケースが付属していて、単なる飾り物以上の「コレクターズピース」として扱える作りになっている。

次に注目したのは、設定資料集の豪華版。制作メモや没設定、カラーラフに加えて、世界観を掘り下げる短編プロローグが収録されている一冊だ。紙質や製本にもこだわりが感じられて、ただのイラスト集とは違う。さらに、特装ボックスには劇中で重要な小物を模したレプリカが収められていることが多く、今回のリリースでは革装の“魔導書”レプリカが同梱されていた。ページには本物っぽい経年加工が施されていて、手に取ると物語の一部を現実で持っているような高揚感がある。

最後に挙げたいのは音周りの限定アイテムだ。ドラマCDやキャラクターソングを詰めた“サウンドコレクションBOX”は、豪華パッケージと合わせて小冊子、歌詞カード、さらにブックレットに寄せられたキャストの手書き風コメントなどが封入されている。イベント販売のサイン入り台本や、抽選で当たる制作スタッフ直筆のアートピースといった超限定特典も、コレクター的には見逃せない。自分は展示と保存を両立させるために、光と湿度に配慮したスペースを用意している。こうした公式の限定品は年を追うごとに希少性が上がるので、気に入ったものは後悔しないうちに確保するのが一番だと思う。

缶バッジや小さなグッズを中心に集めるタイプとして、目を引いたのはシリーズ公式のミニジオラマシリーズだ。小さなアクリル板を組み立ててキャラを立たせるタイプで、手軽に棚に並べられるのに見栄えがいい。自分は引き出しのスペースが限られているから、こうしたコンパクトで統一感のあるコレクションが重宝している。

ほかには、限定デザインのメタルピンバッジセットもおすすめだ。金属感のある重みがあって、ナンバリング入りのものだと所有欲が満たされる。さらに、コラボスイーツや限定缶に入ったお菓子類は、パッケージが可愛ければ保存用にもなるし、開けて楽しむ楽しさもあるので二重にお得に感じる。最近はAR対応のカードが付く商品も増えていて、スマホで読み込むと短いボイスメッセージやちょっとした演出が楽しめる。こうした“小さくても遊べる”アイテムは、コレクションを軽やかに拡張できる点が魅力だと感じている。

予算や置き場所の制約がある人には、まずはこうした手頃な公式グッズから入るのを勧めたい。自分は気に入ったデザインを軸に、少しずつコンパクトなラインナップを広げていくスタイルで楽しんでいる。