ジョージ・R・R・マーティンと言えば、何と言っても『氷と炎の歌』シリーズが真っ先に思い浮かびますが、ゲーム業界との関わりも実は結構深いんです。特に注目すべきは、フロムソフトウェアの傑作『Elden Ring』の世界観構築に参加したこと。このゲームの神話的なバックストーリーや複雑な家系図には、マーティンらしい緻密な設定が感じられます。
そもそも彼は1980年代からアドベンチャーゲーム『Beauty and the Beast』の脚本を手掛けるなど、ゲームシナリオライターとしてのキャリアも持っています。最近では『Elden Ring』の神話制作に携わり、宮崎英高氏との異色のコラボが話題になりました。ファンタジー世界の構築に関しては右に出る者がないと言われるだけあって、ゲームの物語にも深みと重層性を与えています。特に複数の勢力が絡み合う政治劇や、登場人物たちの複雑なモチベーションは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界を彷彿とさせます。
マーティンが関わったゲームは、小説と同じく細部まで練り込まれた家系図や、数百年にわたる歴史設定が特徴的。『Elden Ring』のプレイ中に発見する断片的な物語は、彼の得意とする『ヒストリア』形式の叙事詩を思わせ、プレイヤーに想像力を掻き立てます。ビデオゲームというインタラクティブなメディアにおいても、彼の物語作りの本領が発揮されているのが興味深いですね。