映画『Maximilian - Das Spiel von Macht und Liebe』は2017年に公開された作品で、マクシミリアンとマリー・ド・ブルゴーニュのロマンスに焦点を当てています。政治結婚から始まった関係が次第に本当の愛情に変わっていく過程が、当時の華やかな宮廷文化を背景に描かれていて、歴史ドラマとしてだけでなく人間ドラマとしても楽しめます。
ハプスブルク家の重要な人物ながら、マクシミリアン1世を主役にした大作はあまり見かけません。2015年のオーストリア・ドイツ合作ドキュメンタリー『Maximilian I. - Der letzte Ritter』は、彼の生涯を詳細に追った良作です。中世最後の騎士と呼ばれた彼の騎士道的な精神と、現実的な政治家としての側面の対比が興味深かったです。アニメーションを交えた解説で、当時の戦闘方法や領土拡大の過程が分かりやすく表現されていました。特に印象的だったのは、マクシミリアンが自らをプロパガンダ的に利用した先駆者的な手法についての分析部分です。