病気をテーマにしたゲームは意外と多く、その中でも特に印象的な作品をいくつか挙げてみよう。『 pathologic 2』は、謎の疫病が蔓延する街を舞台にしたサバイバルゲームで、プレイヤーは医師として患者を治療しながら真相を探る。時間制限があるため常に緊張感があり、道徳的な選択も迫られる。病気だけでなく、人間の心理や社会の混乱まで深く描かれている点が特徴だ。
『This War of Mine』も、戦争下で病気や怪我に苦しむ人々を描いた作品。直接的に奇病がテーマではないが、衛生状態の悪化から感染症が広がる様子はリアルに感じられる。限られた資源で誰を助けるかという選択が胸に刺さる。
日本のインディーゲームでは『ゆきうた』が興味深い。記憶を失う病気にかかった少女を操作し、雪に覆われた町を探索する。病気によって切り取られた記憶の断片が物語の鍵となり、繊細な描写が印象的だ。