メアリー・セレスト号の謎を扱ったドキュメンタリーはいくつか存在しますが、特に2007年の『The True Story of the Mary Celeste』は興味深い作品です。歴史学者と海洋考古学者が協力し、当時の船の設計図や航海日誌を徹底分析しています。
面白いのは、これが単なる幽霊船伝説ではなく、アルコール蒸気爆発説や海底地震説など科学的アプローチを試みている点です。再現ドラマ部分の演出がやや大げさなのが気になりますが、19世紀の航海技術に関する詳細な解説は貴重です。最後に提示される新説には、なるほどと頷かされる部分がありました。