『The Lord of the Rings』のエルフの文化を描写する際に『ages untold』という表現が使われていましたが、これも「悠久」の訳として興味深い選択です。個人的には『From the New World』で描かれた千年単位の人類史を見ると、『eon-spanning』という造語さえあり得ると思わせる深みがあります。
英語圏のファンタジー小説を読んでいると、『ages long past』や『since before recorded time』といった言い回しも頻繁に出会います。これらは全て「悠久」の持つ時間の深淵さを伝えようとする試みでしょう。特に『The Wheel of Time』シリーズのように円環的時間観を扱う作品では、『unfathomable aeons』などというダイナミックな表現も登場します。