こんな作り方が手軽でおすすめだよ。まずはコンクリートと真鍮の組み合わせで、モダンな
燭台を作る手順を紹介するね。
材料は細目のセメント、砂、真鍮パイプ(キャンドル芯が通る径)、離型剤(ワックスや油)、使い捨ての容器、混合棒、紙ヤスリ、仕上げ用のシーラー。型はシリコンや厚紙で自作してもいいし、既成の容器を流用しても構わない。私は丸型のプラスチック容器を逆さにして内側に真鍮パイプを中央に固定して流し込むことが多い。
作り方はシンプルで、セメントと砂を割合3:1くらいで水を加えながら滑らかに練る。型に離型剤を塗ってから少しずつ流し入れ、中央に真鍮パイプを垂直に立てて位置を固定する。気泡を抜くために軽く叩いたり振動を与え、24時間以上養生してから型を外す。表面を紙ヤスリで磨き、必要なら塗装やワックスで色味を整える。
仕上げに真鍮部分を磨いて差し込み部に耐熱性のある金属カップを埋めるとろうが垂れても安全になる。重心が低く安定するので実用性も高いし、微妙な欠けや気泡が手作り感を出してくれるのが気に入っている。