救急搬送された脳卒中が疑われる患者に対して私が優先する初期検査と対応は、時間を意識した『速さ』と確実さの両立です。まず搬送直後はABC(気道・呼吸・循環)の確認を行い、必要なら気道確保や酸素投与を行います。並行して意識レベル、瞳孔、運動左右差などをざっと評価し、発症時刻または最後に正常だった時刻(last known well)を可能な限り明確にします。低血糖は脳卒中症状を模倣することがあるので、指先血糖は現場でも病院でも真っ先に測ります。私は現場で迅速に点滴確保をし、心電図を取り、バイタルを継続してモニターします。