この質問を見て思い出したのは、『Hachiko: A Dog's Story』のあの切ないラストシーンです。実際の動画となると、やはりフィクションとドキュメンタリーの境界線が難しいところ。SNSでたまに流れてくる『看取り動画』は、飼い主の許可を得たごく一部の記録に限られます。
動物病院の公式チャンネルなどで、『ペットの終末期ケア』を解説する動画はありますが、ドラマチックな再現シーンはまず見かけません。むしろ、『The Art of Racing in the Rain』の小説のように、言葉で綴られた描写の方が深く胸に刺さる気がします。どうしても映像で確認したい場合は、検索フィルタを『映画 名シーン』に設定してみてください。
表題の英語化について触れると、訳者はそのタイトルを 'Sorry for Being Cute' としています。直訳に近い選択で、語感が日本語の軽い謝罪と自己肯定の混ざったニュアンスをうまく英語に移していると思います。
翻訳では語順や助詞のニュアンスをどう処理するかで印象が変わることが多いのですが、この英題は元の短さとリズムを保ちつつ、英語圏の読者にも意味がすぐ伝わるのが利点です。僕は他作品の英題、たとえば 'Kimi ni Todoke' が 'From Me to You' と訳されたケースを思い出して、タイトル一つで受け手の期待がかなり変わることを実感しました。
訳者の意図としては原題の持つ軽やかな自己主張を損なわず、かつ販促上のキャッチーさも確保する狙いがあったと考えています。個人的にはこの英題は作品の雰囲気に合っていると感じます。