『僕のヒーローアカデミア』の飯田天哉なんかも面白いよね。規律重視の堅物だった班長が、ステイン事件で自分の理想を見失い、その後オリジン編で「
正義とは何か」と悩みながら新しいリーダーシップを確立していく。
面白いのは、彼の成長が単に強くなったとかではなく、むしろ弱さを認めて
クラスメイトと対等に向き合えるようになった点。英雄科のエリートとしてのプレッシャーから、爆豪や緑谷との関係を通じて「完璧でなくていい」と気づく過程には深みがある。特に文化祭エピソードでの柔軟な判断は、初期の彼からは想像できない変化だ。