語感を最優先にすると、英語の選択肢は幾つかに絞られてくる。個人的には "with quiet dignity" をよく使うが、この表現は感情の抑制と崇高さを同時に伝えられるため、会話文よりも人物描写や描写的な語りで有効だと感じている。例えば「彼女は粛々と意味を告げた」を "She announced it with quiet dignity." とすると、冷静さと重みがバランスよく出る。
別の場面では、もっと硬い公的なトーンが必要になることがある。その場合は "in a solemn manner" や "with solemnity" が適切だ。公式文書や演説の訳では短く端的な "with solemnity" が英語の読み手にとって自然で、言葉の重さを損なわない。字幕やキャプションのような文字数制限がある場面では、単に "solemnly" とすることも実用的だと私は考えている。
言葉を直訳すると「店の入口に掛かっている暖簾に腕で押し当てる」という光景になります。
僕が英語話者に説明するときは、まずその視覚イメージを共有します。暖簾は向こう側にいる人を遮る柔らかい布で、腕を押し込んでも相手は動かず、結果として努力がほとんど意味をなさない状況が想像できます。そこから意訳として「a futile effort」や「an effort that produces no result」という説明に繋げます。
具体的な日本語の用例を見せると理解が早いです。例えば「彼に頼んでも暖簾に腕押しだ」は「Asking him is a futile effort; he won't respond」と訳せます。こうした順で視覚→意味→英語訳を提示すると、ニュアンスが伝わりやすいと感じます。