アニメ字幕をチェックするとき、決まり文句の扱いがいつも悩ましいポイントです。『You don't say』を『まさか』と訳すか『そうなんだ』にするかでキャラクターの印象がガラリと変わる。『Attack on Titan』の英語版タイトル問題のように、直訳では伝わらないニュアンスをどう補うかが腕の見せ所。
慣用句は文化の違いが特に出やすい部分。『Break a leg』を『脚を折れ』と訳すより『がんばれ』と意訳した方が、日本では意味が通じやすい。作品の世界観と現実の言語習慣のバランスを取るのが翻訳者のセンスだと感じます。