アニメーションでは『アナと雪の女王』のイディナ・メンゼルが歌う『Let It Go』が圧倒的でした。ブロードウェイ仕込みの声量と表現力が、アニメーションの魔法をさらに引き立てています。声優と歌手の両方の才能を併せ持つ彼女のパフォーマンスは、ディズニー史上最も成功した音楽シーンの一つと言えるでしょう。声の力でここまで世界を魅了できるとは、改めて驚かされます。
もう一つ忘れられないのは『ラ・ラ・ランド』のミア役を演じたエマ・ストーンの歌声です。『City of Stars』のシーンでは、かすれたような情感たっぷりの歌声が、都会の孤独と夢への情熱を同時に伝えました。ミュージカルというジャンルならではの表現ですが、彼女の声は映像と音楽の調和を完璧なものにしていました。