子供の頃『シムシティ』で遊んだ記憶がふとよみがえる。あのゲームは実は両方の要素を併せ持っていたんだなと今ならわかる。最初は道路を引くだけの単純な街づくりから始まって、やがて税制や教育政策まで考える本格的なシミュレーションに発展していく。現代の作品はこの二つがより分化していて、『マイクラフト』のクリエイティブモードのような純粋な創作系と、『Oxygen Not Included』のような生存シミュレーションが別々の進化を遂げている。
『This War of Mine』は戦争下の市民生活を描いたシミュレーションで、物乞いや食料調達の厳しさをリアルに表現しています。11ビットスタジオが開発したこの作品は、倫理的な選択を迫られることで有名です。
プレイヤーは廃墟となった街で生存者たちを指揮し、時には他人から物資を奪うか餓死するかの選択に直面します。音楽やグラフィックの陰鬱な雰囲気が、絶望的な状況をさらに引き立てます。特に冬のシナリオでは、暖を取るために本を燃やすといった細かい判断まで要求されるのが特徴です。