頭の長いキャラクターといえば、『ティム・バートンのコープスブride』のサンドロック・クランが真っ先に浮かびます。このゴシックホラー風のストップモーションアニメーションでは、ダニー・エルフマンが手掛けた不気味ながらもどこかユーモラスなメロディが印象的です。特に『The Nightmare Before Christmas』のテーマ曲と似たような雰囲気を持ちつつ、独自の歪んだワルツ調が特徴で、キャラクターの異様なプロポーションと見事にマッチしています。
もう一つの代表例は『アリス・イン・ワンダーランド』のチェシャ猫でしょう。こちらもエルフマンが音楽を担当していますが、ふわふわとした不気味さと不思議の国の非現実感を、笛やチェレスタを多用したサウンドで表現しています。特に猫が消えるシーンに合わせた不規則なリズムと不協和音の使い方は、長い首とゆがんだ笑顔のビジュアルと相まって、非常にユニークな体験を生み出しています。