『鬼滅の刃』のギョッコ絡みの敵対→恋愛ものなら、'Ember and Ash'が面白いよ。ギョッコが最初は冷酷非道に描かれてるんだけど、次第に主人公への感情が変化していく様子が自然で、しかも原作の設定を崩さないところが良い。特に後半の、ギョッコが自分の感情と鬼としての本性に葛藤するシーンはハートフルで、読んでてぐっとくる。AO3で人気の作品だから、チェックしてみて。
最近読んだ'Sasuke x Sakura'のファンフィクションで、小太刀をテーマにした傑作があったよ。'NARUTO -ナルト-'のサスケが里に戻った後の話で、彼がサクラに忍具としての小太刀を贈るシーンから始まる。贈り物の裏にある複雑な感情——戦争のトラウマ、修復できない過去への悔恨——が、刀の切先のように鋭く描かれていた。特にサクラがその刀で訓練するうちに、サスケの孤独を“感じ取る”描写は胸に刺さったね。作者は刀の鍔の意匠までこだわっており、桜模様と団扇の融合が二人の関係性を象徴していた。
後半ではサスケが小太刀の扱いをサクラに指導する場面で、触れ合う手を通じて互いの距離が縮まっていく様子が繊細に表現されていた。忍具としての機能美と、感情の媒介としての役割が重層的に絡み合っていて、こういう仕掛けができる作者は本当にすごいと思う。