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ホーム / 恋愛 / 夏目さん、死なないで! 社長のアプローチが始まった! / 第 361 話

第 361 話

作者: 一笠
これってもしかして、これは駆け引きに失敗したのか?

......

あの日以来、凛は聖天に会っていなかった。

凛はこの訳のわからない感情に囚われたくなくて、仕事に没頭することにした。朝早くから夜遅くまで働き詰めれば、余計なことを考える暇もない。

あっという間に、スタジオのオープンまであと3日となった。

凛は美雨からの電話を受け、喜びで顔が輝いた。「先生、本当にオープニングセレモニーに来てくれるんですか?」

「もちろん!」

電話口で、美雨は明るく笑った。「一番弟子のスタジオオープンだもの、どんなに忙しくても駆けつけなきゃ!

凛が帰国して写真展を開いた時は、大盛況だったって聞いたわよ。毎日トレンド入
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