検索
本棚
ホーム / 恋愛 / 夏目さん、死なないで! 社長のアプローチが始まった! / 第 363 話

第 363 話

作者: 一笠
届け物?

凛は驚き、慎也の痩せぎすな背中を見て、「もしかして彼が兄弟子?」と思った。

なぜ今まで、慎也が美雨の弟子だなんて聞いたことがなかったんだろう?

疑問を抱えながら、凛は慎也の後について応接室に入った。誰もいないことを確認してから、恐る恐る「あなたが私の兄弟子ってことですか?」と尋ねた。

「ああ」

慎也は巻物を凛に渡した。相変わらず無表情で「これは美雨先生から預かってきた」と言った。

数日前、慎也はこの件で抗議していた。

「先生、あなたも会場に来るんでしょう?どうしてわざわざ俺に先に届けさせようとするんですか?」

電話口で、美雨は笑って言った。「慎也、彼女は私のところに3年しかいなかった
この本を無料で読み続ける
コードをスキャンしてアプリをダウンロード
ロックされたチャプター
無料で面白い小説を探して読んでみましょう
GoodNovel アプリで人気小説に無料で!お好きな本をダウンロードして、いつでもどこでも読みましょう!
アプリで無料で本を読む
コードをスキャンしてアプリで読む