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第5話

Author: スマートハト
「……は?なんだと?」

陽向は信じられないというように支配人を睨みつけた。

「あり得ない!式の日取りは1週間前に俺が指示したばかりだぞ。それをあいつが勝手にキャンセルするわけないだろう!」

そこまで言って、陽向の目にふと冷たい光が宿った。

「……あいつ、金でも握らせてお前たちにこんな芝居をさせてるのか?

たった数回キャンセルされたくらいで音を上げるなんて。

海外に逃げただなんて見え透いた嘘をついて、俺の原則を曲げさせてまで無理やり式を挙げさせようって腹か?」

陽向は鼻で笑い、支配人に冷酷に言い放った。

「あいつに伝えておけ。もし10時までにこのくだらない芝居をやめて、会場を完璧な状態に設営し直さなかったら、結婚式はさらに10ヶ月延期してやるってな!」

支配人はひどく奇妙なものを見るような目で陽向を見つめていた。

彼が何かを言い返そうとしたその時、陽向の背後からドヤドヤと騒がしい足音が近づいてきた。

咲良が、自分の親族を大勢引き連れてやって来たのだ。

「陽向くん、式はもう始まっちゃった?私たち、遅れてないかな?」

彼女の視線は空っぽのホールをぐるりと見渡し、
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