Hot For Teacher

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last updateLast Updated : 2023-06-05
By:  hchladybug1218Completed
Language: English
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Being a college freshman is an exciting time, especially for Cora Worthington. With no college major declared, Cora finds her heart on the tailwinds of a bad breakup with high school ex, Spencer. As the fall semester begins, an unlikely meeting leads Cora to have feelings for her world history professor, Blake Oakley. When Blake reveals his hidden past to Cora her heart gets entangled with his. Can Cora secretly date a college professor and not get caught or will their relationship be her downfall?

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Chapter 1

Chapter 1: Defective Goods

(血の匂いにも、もう慣れてしまった)

雪解け水を含んだ地面はぬかるみ、倒れた魔獣の体液がアリア・ヴァルグリムの靴底にまとわりつく。

重く淀んだ空気を吸い込むたび、喉の奥が焼けるように痛んだ。

(また魔素が濃くなってる)

北辺境では珍しいことではない。

(王都の浄化は、ここまでは届かない)

聖女の浄化が届かないこの地では、魔素に侵された魔獣との戦いが日常だった。

「アリア、左!」

兄フィンの鋭い声が飛ぶ。

考えるより先に体が動く。

身を沈めたアリアの頭上を黒い爪が掠め、空気を切り裂いた。

「遅い」

アリアは地を蹴る。

銀色の剣閃が走り、魔獣の胴を一刀で断ち切った。

巨体が轟音を立てて倒れた、その瞬間だった。

「……え?」

胸の奥が熱い。

心臓から全身へ何かが溢れ出し、見えない波紋のように広がっていく。

「これは……浄化?」

少し離れたところにいるフィンの呟きにアリアは目を見開く。

アリアも周囲を見渡して、息を呑んだ。

灰色に濁っていた空気が澄み渡り、肺が驚くほど軽い。

まとわりついていた息苦しさが消え、冷たい風が心地よく頬を撫でる。

「……空気って、こんなに美味しかったのね」

思わず漏れた呟きに、その場にいた騎士たちが一斉にざわめいた。

浄化が使える女性は『聖女』と呼ばれる。

この瞬間、北の辺境の地で新たな聖女が誕生した。

 ◇◇◇

「終わったか」

城壁に立っていた長兄カイムは、離れたところから上がった狼煙に肩の力を抜いた。

弟妹が派遣された場所から上がる煙は、魔物が掃討されたと知らせるものだった。

次兄レオンハルトも肩を回しながら辺りを見渡した。

そして気づく。

「呼吸が楽だ……」

レオンハルトの呟きで、カイムも肺の重さが減ったことに気づく。

「王都から届く浄化が急に強くなったのか?」

その言葉にカイムは首を横に振る。

「そんなはずはない」

王妃であり聖女でもあった女性が亡くなって一か月。

国中が次の聖女を探しているという噂は辺境にも届いていた。

「兄さん……でもこれは、浄化だ」

「……どういうことだ」

.

カイムのこの疑問は数時間後に解決した。

「アリア?」

父と母も揃い、彼らは前庭で魔物の討伐に送り出した者たちを出迎えた。

アリアたちがやって来る。

元気な姿にホッとした次の瞬間。

家族の顔がぴしりと固まった

アリアを中心に澄み切った空気が静かに広がり続けている。

誰が見ても分かる。

浄化だ。

「まさか……」

レオンハルトが息を呑む。

アリアは照れくさそうに頬をかいた。

「私が、次の聖女みたい」

「「聖女って柄じゃないだろ、お前!」」

兄二人の声がぴたりと重なり、アリアは膨れる。

「兄さんたちまで、フィン兄さんと同じこと言わないでよ」

アリアが頬を膨らませると前庭に笑いが広がった。

しかし、その笑いは長くは続かなかった。

「旦那様! 奥様! 大変でございます!」

屋敷へ戻るなり、執事ハンスが血相を変えて飛び込んでくる。

普段ならドラゴンの群れが現れても「来ましたよ~」くらいの調子で報告する男が慌てている。

「何事だ?」

緊急事態だと察した父ローデリヒが問うと、ハンスは大きく息を吸った。

「王都から王太子殿下の使者が出発したそうです」

一瞬で部屋の空気が凍りついた。

◇◇◇

数週間後――。

全員が窓から外を見ていた。

彼らの視線の先には、雪煙を上げながら一直線に駆けてくる騎馬隊。

そして風になびく王太子の旗。

そして数十分後。

「辺境伯ローデリヒ様! 王都より、王太子殿下のお言葉をお届けに参りました!」

父ローデリヒは深く息を吐き、苦笑した。

「……来ちゃったよ」

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Christine Owings
Christine Owings
39 chapters 6/10/23
2023-06-10 17:02:53
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