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青年は王女様を仲間にダンジョンの探索を始める2

Author: 結城慎二
last update Last Updated: 2025-12-19 07:45:10

 さて、これで先に進める。

 と、思いはしたレイトだったけれど、これでは王女とコミュニケーションが取れないやと思い至った。

「どうすんのこれ」

 思わず独り言をつぶやくと、後ろから声が聞こえる。

「どうかしましたか?」

 便利な世界だ。

「いや、じゃあ行きましょうか」

「はい」

 階段を登るとやたらSF感のある塔の屋上だった。

 装置らしきものはフェンスのない屋上の端に置かれている。

 風のエフェクトがあるたびに強い風を感じる。

 こんなことはこの世界に来て初めてのことだ。

(これはあれだ。何かの条件とか、演出の類だろうな)

 レイトは用心しながら一歩一歩と装置に近づく。

 装置に体当たりするとBGMが鳴り止み、機械の起動音がした。

 すると、屋上の中心に魔法陣らしき文様が浮かび上がって光りだした。

 時折強い風の吹く中、レイトは王女が塔から落ちないように慎重

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