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第 69 話

Auteur: 柏璇
真理は、蒼司のことが気になり、杖をつきながら一歩ずつ階段を降りてきた。

「蒼司、もう怒らないで。こんなに揉めて、彩乃の誕生日まで台無しにしちゃって。全部、私のせいなのよ」

彩乃は彼女を一瞥し、蒼司に向き直って微笑んだ。「ねえ、私とあの人たちの関係って、あなたはどう思う?」

「答えるのは君のほうだろう」蒼司は真理の言葉を取り合おうともしなかった。

彩乃は疑いの色を帯びた彼の視線をじっと受け止めた。「子どもの頃からの知り合いだって言ったら……信じる?」

蒼司の目が思わず大きく見開かれた。

――幼なじみ?

真理が口を挟んだ。「子どもの頃から、誰と知り合いだって?」

二人はしばし沈黙した。

真理は蒼司
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