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第 1641 話

Author: 水原信
今回は、今日花にほとんど注目が集まらなかった。

このパーティーはほかとは少し違う。

最大の違いは――招待客が実際にゴルフをプレーする必要があることだった。

うまく打てば、景品が用意されている。

もっとも、集まっているのは富豪か名家ばかりで、景品を本気で欲しがる者などほとんどいない。

興が乗れば、軽く遊ぶ程度だ。

ちょうど誰かがナイスショットを決め、会場は一気に盛り上がっていた。

温和そうな中年の男がそちらを一瞥し、笑顔で声をかけてきた。

「浅川社長、それにこちらのお嬢さんも、よろしければ一度打ってみませんか?」

彼が話す間、今日花はさりげなくその男を観察していた。

そして――この人が例の受注側
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