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第46話

作者: ラクオン
引っ越し?

息が詰まった。

すぐに、心の中がざわつく。

深く息を吸い込み、冷静に言った。

「ここに引っ越してくるつもり? 私、許可した覚えないけど」

「お祖父様が、君が離婚を少し待つって了承したって言ってたぞ」

彼はしれっと言いながら、スマホを差し出した。

「納得できないなら、お祖父様に直接聞いてみれば?」

「……ずるい」

思わず彼を睨みつけた。

「離婚を先延ばしにするとは言ったけど、一緒に住むなんて一言も言ってない」

江川グループの社長ともあろう人間が、こんなことを言い出したなんて。

誰が信じる?

「夫婦が一緒に暮らすのは当然だろう」

彼はすかさず返してきた。

「屁理屈」

私は舌打ちし、そのまま扉を開けて家に入った。

すると、彼も当然のように後に続いた。

おそらく、夜に祖父から聞いた話が頭に残っていたせいだろう。

宏に対して、どうしても少し同情してしまい、無理やり追い出した気にはなれなかった。

私は主寝室の向かいの部屋を指さした。

「そこに住めば?」

「うん、わかった」

彼は特に抵抗もせず、穏やかに返事をし、そのまま荷物を持って部屋に入っ
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ロックされたチャプター
コメント (1)
goodnovel comment avatar
yas
腫れたお顔見せてどんどん罪悪感を強くさせよ!
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