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第1172話

作者: 小春日和
ちょうど四人の護衛が真奈のほうへ階段を下りようとした瞬間、真奈は声を張った。「白井!ゲームのルールにはハンターだけが追いかけると書いてあって、護衛が参加できるとは一言もない!」

「ゲームのルールは私が決めるの。私がそうと言えば、それがルールよ!」

白井が冷ややかに命じた。「捕まえなさい!」

「了解です!」

四人の護衛がそろって真奈めがけて突進してきた。真奈は二歩下がってから言った。「あなたたち、私に手を出すって、その結果を考えたことはあるの?」

護衛たちはびくともせず、真奈は続ける。「白井があなたたちにいくら払ったか知らないけれど、私は倍出すわよ」

それでも四人は動かなかった。真奈は眉をひそめる。

傍らで白井が高らかに笑った。「瀬川、無駄な抵抗はやめなさい。言っておくわ、今日ここにいる誰一人としてあなたには買収できない。今日があなたの命日よ!」

四人がじりじりと迫り、背後の退路も完全に塞がれているのを見て、真奈は大きく息を吸い、一か八かの勝負に出る決意を固めた。

「行け!」

白井の命令とともに、四人の護衛が一斉に真奈へと襲いかかってきた。真奈はしなやかな身のこなしで
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